日本だけでなく、海外でも人気のF1ドライバー角田裕毅選手。
海外のサーキットでファンがチャントしたものがSNSで拡散され広まった
「おー!ユーキ・ツノーダ!」
今回はそのチャントの原曲のお話。
角田君以外のスポーツ選手にも使われている、世界的に有名な曲です。
スポンサーリンク
角田裕毅のチャント
All together now... 🎶
— Formula 1 (@F1) July 9, 2023
"Ohhhh Yuki Tsunoda" 🤩#BritishGP #F1 @yukitsunoda07 pic.twitter.com/wjb0hX4Y6X
2023年7月のイギリスGPのステージで、角田君がロックアーティストの如くコールしてましたが、他ドライバー、チームのファンでも歌える
「おー!ユーキ・ツノーダ!」
この曲には原曲があります。それが
ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes) / Seven Nation Army
2003年発表。(角田くん3歳)
アルバム「エレファント」からの第1弾シングルとしてリリースされ大ヒット。ザ・ホワイト・ストライプスの名前が世界に広まりました。
この曲の「おーユーキ・ツノーダ」の部分。実は歌のメロディではないのです。ベースやギターのリフ(メロディ)で、今聞いても当時もシンプルなこのリフで世界を制しました。
実はこのチャントは角田君だけでなく、他のドライバーでも使われます。
例えば2023年スペインGP。母国のスター、アロンソの場合。
Can anyone guess who these fans are here to see? 💚
— Formula 1 (@F1) June 1, 2023
🎥 x @AstonMartinF1 #SpanishGP #F1 pic.twitter.com/6cv7BTPxSV
(アロみ大感謝祭)
チャント化されたのはサッカーがきっかけ。
F1でもチャントとして突如使われるようになりましたが、元々サッカーではよく使われており、ヨーロッパの方たちにとっては、チャント=「Seven Nation Army」なのでしょう。
「Seven Nation Army」がヒットしたのと同じ時に、ヨーロッパサッカーでチャントとして使われるようになり、当時は「おーおおおおーおー」と、とにかくサポーターが吠えてました。
2006年ワールドカップで優勝を決めたイタリアで「Seven Nation Army」のチャントをサポーターが歌いまくったことから、世界的に、スポーツ界での「Seven Nation Army」が広まった模様。
ザ・ホワイト・ストライプスとは?
ザ・ホワイト・ストライプスは、アメリカのバンドで活動期間は1997年から2011年まで。
楽曲以外にもインパクトを残したバンドで、
- 2人でやっている
- 兄妹という設定?(実際は元々夫婦)
- バンドのイメージカラーは赤・白・黒の3色
1997年以降は世界的に見てもアナログからデジタルに変わっていく時代。なのに超絶シンプル ガレージロック。ロックの歴史にマジで名前が残るバンド。
ボーカル、ギターのジャック・ホワイト(ドラム以外の楽器もやる)
ドラム、ボーカルのメグ・ホワイト
二人がシンプル衣装なのに強烈なインパクト。
世代としてはアロンソの歳あたりの人が「わーい!」ってなってたのですが、曲だけじゃなくてMVも人気だったのですよ!
今のグラフィック多様時代には「ダセェ」となるかもしれないが、行き詰ったら人類は懐古するから、クリエイティブやってる人にはザ・ホワイト・ストライプスを知っててもらいたい。
まとめ
今まで日本人ドライバーのチャントなんて聞いたことなかったし、初めて角田君のチャントを聞いたときは「Seven Nation Armyでやるなんて、すごいやん??」となりました。
角田くんファンは是非是非プレイリストにいれてください。
Seven Nation Army / The White Stripes