プラ板での推しグッズ制作として私はよく、キーホルダーやアクセサリー、アクリルスタンドを作成しています。
プラ板も道具も100円ショップでも揃えられますが色々試した結果、今、私がプラ板制作で使用しているものを紹介します。
また、仕上がりを綺麗にするためにも、プラ板をカットする道具や、便利なアイテムも説明しますので、参考にしてくださいね。
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プラ板の種類、選び方
プラ板にもサイズや焼き上がり後の厚み、色付きなど様々な種類があります。
プラ板の種類や選び方について、詳しくはこちらの記事でまとめています。
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私は色をつけてアクリルスタンドや、キーホルダーをよく使うので、フロスト(半透明)タイプのプラ板をよく使用します。
100円ショップでも売っていますが、最近売り切れが多いのでネットでまとめて買うことの方が多いです。
プラ板のカット、穴あけ
プラ板のカットで使うメインはハサミを使用していますが、他にもカットで使用する道具があるので紹介します。
ハサミ
プラ板のカットにはハサミを使いますが、切れ味が持続すると言われる「チタンコート」のものを使用しています。
安いものや使い古したハサミですと、円形や複雑なラインを切るときに傷が入ってしまうこともあり、焼いた後にバリが出やすくなったり、プラ板表面に傷が入ったりします。
チタンコートのハサミにしてからは、カットした後も綺麗になったのでハサミは大事だなと感じました。
コンパスカッター
キーホルダーなどの場合は円形のコンパスカッターも使います。
100円ショップの物ですと完全に1回でカットするには、力を入れたり(針がズレる可能性がある)ちょっと難しいです。
ガイドとして切れ目を入れて、チタンコートのハサミでガイドに沿って切るとキレイに切れました。
カッターマット
プラ板のカットにカッターは使いませんが、先程紹介したコンパスカッターを使う場合には、カッターマットをひいています。
カッターマットもあると、カットだけでなくペンで線を引く時や塗りのガイドに使えます。
パンチ
キーホルダーや、アクセサリー用にプラ板に穴を開けたい場合はパンチを使います。
一つ穴用もありますが、一般的な2つ穴用のパンチを私は使用しています。
裏側のフタを取り使用すると、針の位置が見えるようになるので失敗しません。
針を押し込むので押し込んだ切れ目が、若干ですが飛び出てしまうので、針はプラ板の表から刺すようにしています。
かどまるくん
四角にカットしたプラ板の角に丸みをつけたい時は「かどまるくん」を使っています。
本来は紙の角をカットするためのものだと思いますが、プラ板もカットできます。
0.3mmのプラ板までは使用を試しました。0.4mmもいけたのですが、カットする時に押す力が結構いるので、
プラ板にも、かどまるくんにも耐久的に負荷がかかりすぎると思い0.3mmまでにしています。
プラ板の線画、色塗り
プラ板に色を付ける方法は沢山あるのですが、私は主にポスカを使用しています。
色鉛筆やコピックも使えます。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
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プラ板の焼きについて
プラ板の焼きについての注意事項と、焼いた後の整形について説明します。
プラ板を焼く
プラ板の焼きにはオーブントースターを使います。
レンジやエンボスヒーターも使えるといいますが、私はオーブントースター一択です。
温度と時間は、プラ板に説明書きがあるので、そちらを参考にしながら微調整しましょう。
けっして表示通りの時間で完成するとは限らないので目安です。
理由としては主に温度なのですが、予熱あり/なし で焼きの時間が変わります。
また同じ温度設定と時間にしても、トースターによって出来が違います。
焼く際にはプラ板の下にアルミホイルをクシャクシャにして伸ばしたものを敷きます。
マッキーやコピックの場合は裏面がアルミホイルだとくっついてしまうことがあるので、
クッキングシートの方がいいかもしれません。
クッキングシート複数回使用すると焦げたり、燃える可能性もあるので、毎回取り換えて使いましょう。
焼けたら速やかにオーブンから取り出します。
私は雑誌のページの間(紙質がツルツルしてないもの)に挟み、上から鍋を乗せてプレスします。
プラ板を焼いたあとの処理
焼いたあとにフチがギザギザになってしまったり、歪みで平行にならないときもあります。
その際はヤスリで削って整えます。
私はまずこのようなタイプのヤスリで削ります。平面だけでなく、丸いのもあると便利です。
仕上げに紙ヤスリの400番で整えます。
プラ板のコーティング
上記の写真はニスで表をコーティングし、さらにレジンを乗せたものです。
レジンを塗るので、ニスは透明タイプのコチラを使っています。
レジンも制作物によって使い分けていますが、上記のキーホルダーではこちらのレジンを使用しています。
プラ板の表面をコーティングする方法として、水性ニスで表面を保護すると耐久性があがります。
プラ板の表に油性ペンで線画を入れた場合、レジンでコーティングする前にも水性ニスでコーティングし、線画の滲みを防止すると安心です。
詳しくはコチラをご覧ください。
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ニスで保護した上にレジンでさらにぷっくりとコーティングをすることもできます。
レジンの選び方や、必要な道具はこちらの記事でまとめています。
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まとめ
プラ板制作をやっていくうちに、特にカットに関するもの。
ハサミやカッターを良いものに変えてからクオリティがあがりました。
他にも線画にスタンプを使ったりしたこともありますが、かどまるくんにしても、文具店などで「プラ板に使えるものはないかな?」と探して試したものも多いです。
プラ板にしても、その日の焼き方や、メーカーによって仕上がりが違うので、とにかく色々試してみる。
最初から上手くやろうとせず試行錯誤していくと自分の型が見つかると思います。